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腰痛で病院に行くと椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などの骨の構造が異常を起こしているために、腰痛になっているという診断を受けることが多いと思います。
しかし、整体やカイロプラクティック、マッサージや鍼治療など手技療法を受けると腰痛が楽になる方も少なくありません。
手技療法でヘルニアが引っ込んだり、狭くなった脊柱管が広くなったのでしょうか?
それは流石に非科学的過ぎますよね。ではなぜ整体で腰痛が楽になるのでしょうか?
腰痛の説明の前に神経の説明をさせてください。
神経の先端にはポリモーダル侵害受容器という『痛み』を感じるセンサーついています。
このセンサーに刺激が加わると、電気信号に変換された『痛み』の信号が脳に伝わり痛みを感じます。
生理学的に痛み信号は神経の先端でしか感じません。神経を圧迫したら末端で痛みを感じるという生理学は存在しません。
そして神経の先端には筋肉がついています。
筋肉が強く押されたり、コリが強くなりすぎたりと筋肉が異常な状態になると筋肉の中で『痛み』が発生します。
発生した『痛み』は神経の先端でキャッチされて、電気信号になって神経を通り脳に伝えられます。
そして脳に痛みが伝えられた時に初めて『痛いっ!!』と感じます。
これが『痛み』を感じる仕組みです。
痛みセンサーである神経の先端に筋肉があるのだから、痛みの原因は筋肉にあると考えるのが普通です。
「痛みを感じているところが悪いんだから、そこを治療すれば解決」
という簡単な話です。
腰痛の痛みの原因の8割は筋肉のコリです。それを緩めれば万事解決という簡単な話です。
ところがレントゲンやMRIで椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、すべり症、軟骨がすり減っている、骨と骨の間が狭くなっている画像を見ると、なぜか
「骨が異常を起こしているせいで痛くなっている」
「神経が挟まれているから痛いに違いない」
ということになってしまい、一生治らない、いつか歩けなくなる、手術しかないと大ごとになってしまいます。
椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、すべり症、軟骨がすり減っている、骨と骨の間が狭くなっているは腰痛の痛みの原因とは関係ありません。痛みの原因の8割は筋肉のコリです。
腰痛の原因が筋肉のコリというと
「なんだ、そんなの簡単に治りそうじゃないか」
と思うでしょう。確かに治るものはすぐに治ります。お風呂で温まるだけで治る腰痛もあります。
ところが年季の入ったコリになると、
筋肉のコリで『痺れ』『神経痛のような痛み』『感覚が鈍い』『重いだるい』と様々な感覚を感じます。
ここまで固い筋肉のコリになると一筋縄ではいきません。
痺れを感じるのは神経のせいだけではありません。筋肉のコリがひどくなっても痺れという感覚を感じるようになります。
まず整体で主として扱う『背骨』について説明します。
背骨は椎骨という小さな骨が積み木のように、積み上がってできています。
骨と骨の継ぎ目には関節の潤滑油が入っており、しなやかに動くようになっています。
このように正常な背骨は、蛇腹のように自由自在にしなやかに動くようにできています。
ところが日常の不良姿勢や、過度の負担があると、関節の潤滑油の原料であるは血液の流れが悪くなり、関節が油切れを起こします。
その結果、背骨に油ぎれを起こして固まってしまう場所ができてしまいます。
この背骨の動かなくなって固まった部分を『歪み』と言ったり『ズレ』と呼んだりします。
整体で歪みやズレと呼ぶのは、背骨が曲がっていることではなく、固くなって動かなくなることを言います。
背骨が固まって動かないという状態が長く続くと、特定の場所ばかりに力がかかるようになります。
それが何年も続くと、骨自体が傷んできて炎症を起こすようになります。
ここまで蓄積が重なると、治るのに時間がかかります。平均すると12週間くらいでしょうか。
背骨は本来カラダを支える働きがあります。
ところが背骨が動かなくなって固まったり、骨が傷むと
『背骨が不安定になる』
というのはイメージできますでしょうか。
すると背骨が不安定になると困りますから、周りの筋肉が
『体を支えるために、天然のコルセットの役割をするために必要があって硬くなる』
という働きをしてくれるのです。
この筋肉の防御反応ともいえる働きが『筋肉のコリ』です。
これが筋肉が硬くなる仕組みです。
整体と一言で言っても実に多くの方法があります。オステオパシー、アプライドキネシオロジー、操体法、カウンターストレイン、ガンステッドテクニック、上部頸椎テクニック、トムソンテクニック、SOTテクニックなどなど。
そして腰痛の考え方も様々です。背骨が歪んでいるから、骨盤がズレているから、経絡の流れが悪いからなどなど、整体師によって色々な腰痛理論があります。
ただ整体の手法や理論はそれぞれバラバラであっても、施術後に腰痛が楽になる時に起こる現象は共通しています。
それは施術後に筋肉が緩むということです。
整体の方法、腰痛理論が色々あっても、腰痛が楽にあった時に起こっている現象はたったひとつ
『施術後に筋肉が緩んだから』
に他なりません。
ところが年季の入った筋肉のコリになるとると、『痺れ』『神経痛のような痛み』『感覚が鈍い』『重いだるい』と様々な感覚を感じます。
痺れを感じるのは神経のせいだけではありません。筋肉のコリがひどくなっても痺れという感覚を感じるようになります。
ここまで固い筋肉のコリになると一筋縄ではいきません。
腰痛の治療を受けても
「治療の後は腰痛も楽なんだけど、すぐまた元に戻る」
ということはありませんか。
これは、腰痛の原因である筋肉のコリは取れたけど、筋肉のコリを作り出す『背骨の歪み』が解消されていないからです。
だから、またすぐに筋肉のコリが作られて元に戻るという現象が起こるのです。
では整体では具体的に何をするのかというと、
『固まった背骨を動くようにする』
ということをしています。これを背骨の矯正と言います。
ズレた骨を元に戻しているのでありません。固まった背骨を柔らかくしているのです。
その結果、筋肉は硬くなる必要がなくなるわけですから、筋肉を直接マッサージしなくても、勝手に柔らかくなってくれるというのが整体の理論です。
施術回数と効果は比例しています。
例えば100キロの体重を99キロにしようと思ったら、1回運動すれば達成できるでしょう。
しかし、100キロを80キロにしようと思ったら、一定回数の運動が必要ですね。
施術も同じです。根の深い症状にはある一定回数の施術が必要になります。どこに行っても効果が出ないという方の話を聞くと、月に1回だけということも少なくありません。
当然、施術の適正回数を提示しない治療家の責任です。
長年の体のクセを治すというのは、下のエスカレーターを上がることに似ています。
施術回数を重ねても、施術の間隔が空きすぎると体が元の状態に戻ってしまいます。
効果を出すコツは施術頻度を狭くすることです。
治療初期は30日間に週に1〜2回で8回くらいが適正です。
施術を一定期間、適切な頻度で受けたとしても日常生活の姿勢が悪いと、せっかくの効果が失われてしまいます。
施術効果を体の中で保存するために姿勢は不可欠です。
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