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腰痛と脊柱管狭窄症について

腰痛と脊柱管狭窄症について

坐骨神経のイラスト画像

脊柱管狭窄症と診断されて手術を考えているあなたへ。

腰痛に足の神経痛を伴う、つらい脊柱管狭窄症。

MRIを撮って「もう手術しかない」「一生治らない」「うまく付き合っていくしかない」と診断されて気分が落ち込んでいる方も多いのではないでしょうか。

脊柱管狭窄症の病態を正しく理解していただければ、対処法の選択肢も増えますし、それほど恐れることもないという事がわかると思います。

詳しく説明しますので、是非ご一読いただければと思います。

脊柱管狭窄症とは?

脊柱管って何?

背骨の構造

背骨は小さな骨が積み木のように積み重なってできています。

そのうちの一つの骨を抜き出して、上から見ると椎孔という穴が開いています。

首の骨は7つ、背中に12個、腰骨は5個、合計24個の骨に穴が開いていますから、積み重なると穴、穴、穴、穴、穴、穴、穴、穴・・・・・・・・と連続するとトンネルになります。

このトンネルのことを脊柱管と言います。

そして脊柱管の中には神経が入っています。

脊柱管狭窄症の病態

脊柱管狭窄症の説明画像

脊柱管の中には、神経が通っています。

この脊柱管の中で神経が圧迫された状態を脊柱管狭窄症と呼びます。

脊柱管の中で神経を圧迫する原因は実に様々です。

椎間板ヘルニア、すべり症、変形、後縦靭帯骨化症、黄色靭帯骨化症など、脊柱管を細くする全ての疾患が原因になると言われています。

脊柱管で神経を圧迫されているので、

歩いていると足が痺れ、上体を起こして休んでいると楽になる間欠性跛行という症状を体すると一般的には言われています。

果たして本当にそうなのでしょうか?

本当に脊柱管狭窄症が痛みの原因?

神経の仕組み画像

まず、前提条件として神経は先端についている受容器というセンサーで痛みを感じて、脳に電気信号として伝える働きがあります。

この受容器というセンサー以外で痛みを感じることはありません。

つまり神経の途中で圧迫されて、痛み、痺れを感じるなんて事はありえないのです。

しかし、今の一般的な整形外科的な診断では、

「神経が圧迫されたせいで痺れたり、痛い」

という生理学的には辻褄の合わない診断がされているという現実があります。

超簡単!神経の仕組み

痛いと感じる仕組み
神経の仕組み画像

筋肉→神経→脳に伝わり痛いと感じる

筋肉が動くしくみ
神経の仕組み画像

脳→神経→筋肉に伝わり筋肉が動く

神経を圧迫しても痺れ、痛みは感じません

一般的に脊柱管狭窄症は、神経が圧迫され神経痛になっていると言われています。

しかし神経の圧迫によって神経の流れを止めたとしたら、感覚が無くなり、足が麻痺して動かなくなるはずです。

しかし坐骨神経痛の症状は強い痛みを感じますので神経の働きと矛盾しています。

神経圧迫なら痛みは感じないはず

神経が完全に遮断されると、完全に感覚が無くなるので痺れ、痛みも感じないはずです。

神経の仕組み画像
痺れて痛いのは筋肉が原因

脊柱管狭窄症の症状は、強い痛みです。完全な神経圧迫では痛みも感じないはずです。痛みを感じるということは、圧迫が原因なのではなく、神経末端の筋肉から痛みが発生していると考えると辻褄が合います。

神経圧迫なら麻痺が起こるはず

神経が完全に遮断されると。筋肉に命令が行かず、動かせなくなります。いわゆる麻痺です。

神経の仕組み画像
痛みとコリで力が入らないだけ

多少の筋力低下の症状を呈することがあっても、完全な麻痺が起こることはありません。多少の筋力低下が起こるのは、痛みや筋肉のコリがあるために力が入りにくくなっていると考えるのが自然です。

痛みの原因は神経ではない

神経の仕組み画像

神経の先端についているポリモーダル侵害受容器という装置が痛みをキャッチし脳に痛みの信号を伝えます

つまり昔から言われている

「ヘルニアは神経を圧迫しているせいで腰痛と神経痛が出る」

というのは解剖生理学に当てはめると矛盾が多いのです

では一体痛みは何が原因なのかって話ですよね。

少し専門的な話になりますが、神経の先端には痛みをキャッチする装置がついています

そして、この神経の先端に強く押すとか、叩くとかいう衝撃がかかると神経が反応して、痛いという感覚を脳に伝えるというのが神経の正確な仕組みです。

つまり「痛み」という感覚は神経の先端でしか発生しないのです。図でいうところの筋肉とくっついているところですね。

ということは、痛みの正体は神経の圧迫ではなく、神経の先端にある皮膚や筋肉が発生源であると考えるのが自然です。

神経圧迫によって痛みが出るという理屈は、「電気コードを踏んづけるとライトがつく」というくらいおかしな理論になります。

まとめると「MRIでヘルニアが写っているから腰痛の原因はヘルニアかと思いがちだけど、痛みの正体は皮膚や筋肉にあってヘルニアとは無関係だから安心して下さい」ということです。

痛みの正体は筋肉です

背中から太腿の筋肉の画像

ヘルニアと診断された方でもマッサージや鍼などの手技療法で改善することが多くあります。

また、整体やカイロプラクティックなど骨格の施術でも改善することがあります。

整体やカイロプラクティックでヘルニアが引っ込んだのは非科学的すぎるし、背骨や骨盤も歪みなんてミリ単位の話で施術によって構造が変わったなんて考えられません。答えは施術で筋肉が緩んだからでしょう

痛みの正体は筋肉と考えると辻褄が合います。

また、気功で楽になる人がいます。電話で治療の予約を取ったら痛みが楽になるという人もいます。仕事から帰ってくると痛くなる人、休日だけ楽になる人もいます。

このことからストレスやリラックスという脳の働きも関係していることがわかります。

ストレスや痛みは神経反射を起こして筋肉が固くしたり、血流が悪くさせるのです。

結局、ヘルニアの痛みを取るにはどんな方法でも良いから筋肉のコリが取る事が最も効果的ということです。

以下より、具体的対策について説明をさせていただきます

脊柱管狭窄症を解決する3つの方法

  • その1 筋肉の治療
  • その2 痛み止め薬
  • その3 薬局で痛み止めを買う

その1 筋肉の治療

整体を受ける女性

椎間板ヘルニアをはじめとした腰痛の治療において、最優先すべきなのは筋肉を緩めるという事です。

なぜなら腰痛の痛みの原因の9割は筋肉のコリだからです。

筋肉のコリを取る方法はそれこそ無数にあります。

自宅でのマッサージ器具をはじめ、マッサージ店で人にやってもらう方法もありますし、整体やカイロプラクティック、整骨院など腰痛治療を謳っているところはコンビニより多くあります。

ただ、腰痛の施術をする施術者との相性、患者さん側の施術の好みなど様々な要素が合致した時初めて効果が出ます。

ですからたとえ結果が出なくても

「筋肉を緩めたけど効果がないから手術しかない!」

と思わず、通院先を変えてみるとか、方法を変えてみるとかして色々試してみると良いと思います。

きっと自分に合うところに出会えるはずです。

ちなみに施術の頻度も大切です。

最低でも週に2回を4週間は必要です。それで兆しが見えないときは治療方針に問題がある可能性があるので、方針転換が必要です。

その2 痛み止め薬

薬の画像

痛み止め薬と聞くと「一時しのぎ」というイメージがあると思います。

しかし、痛みを感じるとそれがストレスとなります。

痛みを感じると脳からの反射で筋肉を固くさせて、さらに痛みを強く感じるようになります。

そのため、たとえ一時しのぎだとしても、早期に痛みを止めるということが非常に重要になります。

湿布も貼る痛み止めです。湿布の中に痛みを緩和させる成分が入っています。腰痛の時は痛いところに貼るのも上記の理由から非常に有効です。

その3 正しい情報を知る

医療従事者の男性

神経が圧迫されているせいで痛みが出る。

もう手術しかない。

このように痛みの原因が不可逆的なものと言われると、もう治ることはない。

という固定観念に囚われることになり、必要以上に痛みに対して過敏になります。

これが手術以外の全ての治療が無意味という考えにつながり、何をやっても効かなくなります。

手術後も痛みが続く方がいるという例をはじめ、痛みの本当の原因を理解することも、大切な治療の一つです。

それでも脊柱管狭窄症にお困りなら

整体の施術をしている写真

痛みの本当の原因を探して、本当の対処をしたいとお考えの方は是非ご相談ください。

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