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日々の診療でよく聞かれるのが
「コルセットはした方が良いのですか?」
という質問です。
結論から言うと、腰痛の発生時期によってした方が良い時期と、そうでない時期が分かれます。
その辺りを詳しく説明させていただきます。
コルセットはギックリ腰など、腰痛の発症から最初の1週間は有効です。
しかしそれ以降は、外した方が良いです。
確かにコルセットは腰痛から体を守るメリットがありますが、同時に筋肉を硬くさせるというデメリットもあります。
あまり長期間の使用はお勧めしません。
もしどうしても長期間コルセットをすると言うのであれば、1日の中でも外す時間を作った方が良いです。
腰痛の痛みの8割は筋肉のコリです。
筋肉のコリの解消法は、筋肉を緩めることです。
コルセットによって、体の動きを制限してしまうと腰の筋肉が、伸び縮みをすることができなくなり硬くなってしまいます。
またコルセットによって、腰の筋肉を使わなくなるので、腰の筋肉が弱くなります。
体を支える筋肉が弱くなるので、コルセットをしていないと、すぐに筋肉が疲れてしまいます。
筋肉が疲れると、酸欠になり筋肉のコリができますから、また腰痛になります。
そして腰痛になるのでコルセットが外せません。
これではなかなか悪循環から出ることができません。
コルセットで動ける範囲内しか動かないので、当然動きの範囲は狭くなります。
1番の問題は心理的に
「ここまでしか動かせない」
と言う制限がかかることです。
これが一番厄介な問題です。
コルセットのメリットはなんと言っても、体を支えてくれることです。
ですから、肉体労働などで過度の負担がかかる場合は限定的にするのは良いと思います。
また、前述したように腰痛の発症から1週間は
「いかに腰痛を感じないようにするか」
と言うのが早期回復の鍵になります。
ですから、発症初期、極度の肉体作業時に限定使用、この2つにおいてコルセットはメリットがあります。
それ以外は、コルセットは外した方が良いです。
ギックリ腰のように急に痛くなった腰痛は、発生から24〜72時間の中で痛みのピークを迎え、1週間経過する事に少し楽になるという経過を辿ります。
その際、コルセットは腰痛発生から最初の1週間は有効です。
それ以降、コルセットで動きを制限しすぎると筋肉が硬くなり、かえって回復が遅れます。
コルセットは緊急事態の期間限定で使用することをお勧めします。
実は人間の体にも、コルセットがあります。
それは背筋です。
天然のコルセットともいえる背筋を鍛えることで、コルセットに頼らなくても体を支えることができるようになります。
その際に有効な強化方法が
『正しい姿勢で過ごす』
と言うものになります。方法に関しては、こちらの『腰痛と姿勢について』をご参考ください。
腰痛が治れば筋肉は再び伸びて動かしやすくなります。
しかし筋肉が縮んだままになっていると、硬くなって動かしにくくなって痛みます。
それが長期に渡ると筋力の低下が起こり関節にも影響が出ます。
動かしにくくなった関節を動かそうとすると、痛みます。痛いから動かさない、動かさないからまた硬くなるという悪循環を生じます。
可能な範囲で少し動かしていく方が、腰痛は改善します。
腰痛は6週間ほどで自然治癒するケースがほとんどです。
その期間を超えても腰痛が続くと言うことであれば、自然治癒できない何か原因があると言うことです。
その際は、原因を特定して治療した方が早く良くなりますので、是非ご相談ください。
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